北津留翼のスピードが断然
本来であれば今開催の裏で行われているオールスターに出場してもおかしくない実力の持ち主である北津留翼が優勝候補の筆頭格。今年は1月立川記念準Vと好スタートを切ったかと思ったが、同月小倉で先頭員早期追い抜きにより長きにわたり戦線を離脱。復帰戦となった6月別府完全Vでスピードの違いを見せつけていた。その後のG戦線では勝ち上がりでの苦戦が続くが、その力量は断然だ。しっかり優勝を勝ち取ろう。九州勢は中村圭志、阪本和也が北津留追走から好勝負をみせたい。
近況は目立った成績はないが、高橋和也、笠松信幸の地元コンビは松岡篤哉、山田諒の2枚の機動型を擁して徹底抗戦に出る。西村光太も含めて中部で結束力を高めて総合力で打倒北津留を狙う。
復帰戦ながらも7月福井記念で3度の連対と準決勝進出した岡崎智哉は、7月小松島記念で奮闘をみせた池野健太や、上杉嘉槻、前期A級では格の違いを見せつけていた村田瑞季らの若手機動型が勝ち上がれば上位進出も十分だ。