村田祐、真鍋顕の中部両者から
優勝候補の筆頭格は村田祐樹、真鍋顕汰の中部の121期のゴールデンキャッパーの両者だ。村田は前期3Vとバック回数20回超えでそのほとんどが先行で結果を残している。今期初戦となった7月松戸MN着。初めての初日特選スタートも危なげない走りで3連勝を飾っており、ここでも首位は揺るぎないか。真鍋も今年は優勝と準Vが5回ずつ。7月高松は準決勝3着に敗れ、今年初めて決勝進出を逃したものの、圧倒的な機動力の持ち主だ。連係でも別線となっても今シリーズをけん引することになるのは間違いない。この両者には福田真平や、山田祥明が続き中部勢で上位独占も十分だ。
この中部勢に抵抗を試みるのは、菱田浩二、武田哲二の京都コンビと岸川哲也まで加わる近畿勢。菱田は先行含め何でもできる自在戦が武器で5月当所で優出もある。近畿は強固に結束し、総合力で応戦したい。
菅谷隆司はまだまだタテ攻撃の一発を秘めている。モツれるようならば甲斐康昭との前期S級の関東コンビも軽視はできない。
北日本は高木翔、荒澤貴史のタッグで挑む。自在戦が冴える高木がラインの軸だが、昇班後初戦の7月青森で優出を果たした比佐宝太が勝ち上がれば、さらにチャンスが出てきそうだ。