清水裕のスピードが断然
ダービーで1年ぶりのG1決勝進出し惜しくも準優勝となった清水裕友が優勝候補筆頭格だ。ダービー以降はやや精彩を欠いている印象も持っている力はずば抜けており、ここではスピード断然の存在だ。勝てるレースできっちり好成績を収め、今後のG戦線に向けて勢いをつけたい。ナショナルチーム仕込みのダッシュ生かしたまくりが好調な河端朋之や、サマーナイトフェスティバルで3日間の確定板入りで復調気配をみせる小川真太郎が中四国連携で清水を援護し好勝負に持ち込む。
近況は番手戦も増えているが、先行まくり含めて決まり手全てに数字を残す和田真久留はここではタテ攻撃で応戦する。組み立て次第では近藤保とのタッグで南関コンビのワンツーも十分だ。
吉本卓仁は高松宮記念杯で敗者戦ながら2勝をマーク。7年ぶりのG1勝利を手にした。積極型の阿部将大に乗り、番手絶好から抜け出しには警戒したい。
根本哲吏、大槻寛徳の北日本タッグも軽視は禁物だ。