勢いある佐藤壮が主軸
123期のルーキー対決に注目が集まるが、優勝候補筆頭格は佐藤壮志。まだ19歳のティーンエージャーは在所4位と養成所時代からその素質は光っていたが、本格デビュー後2場所連続優勝中。7月富山では準決勝2着で連勝は止まったものの、決勝戦では上がり9秒5の驚異的なまくりを披露。他の同期3人を見事に下した。ここでもしっかり優勝を手にしたい。
元プロロードレースに在籍した西田優大は本格デビュー後は2戦とも連勝で勝ち上がっていた。上位と比べるとトップスピードは劣るものの、加速力は抜群。1kmTTで培った地脚と冷静な立ち回りで逆転も十分ありそうだ。
龍野琳太郎は在所66位で自転車経験もそれほど長くなかったが、本デビュー後は2場所連続で決勝進出を決めた。これまで佐藤とは3度対戦し、全て先着を許しているだけにリベンジに燃える。
優出は逃しているものの徳永泰粋は7月久留米、同月大垣は予選と最終日に勝利を挙げている。準決勝の壁を突破できればVチャンスも。