スピード上位の神田龍が軸
優勝候補の筆頭格は神田龍だ。降級となった今期は優勝がないものの準Vが2回。前期は100点の競走得点を誇っていただけに、ここではその機動力はダントツだ。落ち着いて仕掛けて優勝をモノにしよう。同じ中部の鈴木伸之は神田に続ければ好展開も十分だ。
そろった近畿勢は総合力で応戦する。自らも動いて優勝を狙えるだけの実力の持ち主である筒井裕哉、栗山俊介の両者は、バック回数2ケタの強力な先行力をもつ福元啓太に前を任せる。この近畿結束は、神田相手でもまったく引けを取らない。
地元の瀬戸晋作は、6月当所S級戦でも決勝戦に進出。近況は番手での競走も増えつつあるも、まくり中心の総力戦で存在感を示している。ここは九州の若手の機動型で一丸尚伍、林昴が勝ち上がれば、好展開に持ち込んで地元Vもありそう。
富弥昭、二條祐也、野村典嗣の中四国勢はイキの良い機動型が少ないだけに苦しみそうではあるが、強気の前々攻めで直線勝負に懸けたい。