埼玉勢の連係が見ものだ
安彦統賀、安倍大成の埼玉121期コンビに、寺沼将彦の埼京ラインが本線を形成する。3月松山でのルーキーチャンピオンレースを制して名前を上げた安彦は、その後もV2、準V5回と安定した成績を残している。7月当所MNでも逃げて準Vに止まったが、負けた相手が佐伯亮では仕方ないところ。心機一転、埼玉に移籍して8月前橋を早速優勝とハッスルした安倍が前回りを買って出そう。番手戦も苦にしない安彦が勝機をモノにする。
対するは、岡部芳幸が軸の北勢だろう。S級でも勝ち星を挙げて健在ぶりをアピールしていた岡部だけに、降級後も存在感を誇示している。優勝こそまだないものの、5場所走ってオール優参して、準V、決勝3着が1回ずつは立派だろう。7月に定期昇班して売り出し中の比佐宝太が勝ち上がってくればいい目標になるし、8月豊橋MNをVと自在戦が冴える高木翔に前を任せてもチャンスは作れそう。
遠征の中近勢も林敬宏、末廣快理と機動型はしっかりしているので勝ち上がり次第で怖い存在と化す。
山田幸司ら南関勢も伏兵で警戒。