仁藤秀に乗り海老根恵
仁藤秀、海老根恵太の南関コンビに期待。仁藤は前期3Vの実績を持つ機動型。ダッシュを生かして積極果敢に攻めており、同型が比較的手薄なここは最終的に主導権を奪う可能性が高い。その番手が有力な海老根が勝機をモノにしよう。決勝をまず外さない安定感もさることながら、コンスタントに優勝も獲っているように海老根はやはり格上の存在だ。長い直線で最後は差し脚を伸ばしてくるだろう。
溝口葵、廣田敦士の三重の機動型2人に、追い込み型にも山田雅之とそろった中部勢が怖い。徹底先行で鳴らす溝口が決勝に乗ってくるようなら流れはこのラインに大きく向く。5月小倉を逃げ切り優勝している廣田も負けず劣らず先行に対するこだわりが強い選手だが、溝口になら前を任せていくのでは。番手回りならVに大きく近付きそうだが果たして。
9月青森で今期2V目をゲットした佐々木吉徳ももちろん、見逃せない。前期も2回優勝しているように今年は長く好調を維持しているし、モツれる展開になれば得意のまくりで飛んでくる。
得点最上位の石川雅望は関東スジの目標が手薄な中で位置取りが勝敗のカギを握ることとなろう。降級してすでに連続Vも果たしているように差し脚の切れは文句なし。レースの流れに乗って来れれば突き抜けられる。