南関コンビが敵を圧倒
菅原大也、小埜正義で組む南関コンビがあまりに強力だ。菅原は絶好調と言って良い近況で、6月高松MNから3連覇。その後も8月函館の準決での情けない敗戦を除けば、パワーで敵を圧倒している。ここも菅原が力ずくで主導権を奪い取る可能性は高く、小埜との一騎打ちの展開になるだろう。小埜もA級ではさすがに格上の存在感を発揮していて、決勝を全く外していないし、8月青森MNではV。深瀬泰我の先行を無駄にしない番手まくりで藤根俊らを破っており、絶好のVチャンスは逃さないとみて本命視する。
今回のメンバーで菅原に対抗できそうなのは加藤将武。3月に特班し、1・2班戦のVは4月小倉MNの1回だけながら、寺沼伊とワンツー決着だった5月当所、同じく内田玄とワンツーを決めて準Vの8月佐世保MNなどレース内容が良い。尾崎剛、櫻井学、須藤直道らを連れて好機に飛び出し、南関勢に一泡吹かせるかも。
大洞翔平、西村豊も黙っていない。大洞は8月小松島を制するなど差し脚が冴えている。自分でやっても今なら一発を狙えそうだが、中近連係で北川大五郎や菱田浩二を目標のレースが理想か。
中村弘之輔が奮起なら荒澤貴史に出番が巡る。