動向が注目される三重コンビ
各地区に主力が分散して激戦ムードだが、真鍋顕汰、小西晴己の三重コンビに、竹澤浩司らの中部勢が本線となろう。中部同士でも割り切って別線勝負が日常的な真鍋は自力勝負に強いこだわりを持って走っていて、小西とも唯一一緒に走ったルーキーシリーズで別々に戦った。ここは連係があるか、やはり別か両者の動向が今シリーズ一番の注目ポイントだろう。いずれにせよ、本命は真鍋。今年V7の機動力は高く評価したい。一方の小西は長欠もあって1・2班戦のVはまだ1回だけながら、8月小田原、青森を連続準V中で、こちらもV候補から外せない。
他地区勢ではまず大木雅也。降級初戦の7月別府でいきなりV、その後も安定した成績を残している。03年前期から20年にわたりS級を守ってきたのはさすがにダテではなかった。三重コンビとの121期同期対決に燃える高本和也、添田龍児の神奈川勢が勝ち上がってくれば差し脚発揮の場面は大いにあるだろう。
高木翔、平沼由充の北勢、北川大五郎、玉手翔の近畿勢も展開がモツれれば一発十分。スジの目標は手薄だが、まくり脚秘める吉田裕全からも目が離せない。