好調武藤龍が差し脚発揮
オールスターでは節間2勝を挙げて、5走すべてで確定板入り。決勝戦でも関東結束から3着に入る大活躍をみせた武藤龍生が中心だ。7月名古屋記念でも優出していたが、それ以上のデキで地元G1は気合の走りを見せつけた。東の機動型が少なく、苦戦を強いらる場面も考えられるが、オールスターでの勢いそのままに総力戦で優勝を狙いたい。
シリーズイチの機動力を誇るのは渡邉一成だ。近況はバック回数も増え、40歳となった今でも積極策が光る。オールスターは二次予選敗退に終わったものの、8月青森では準V。前橋記念、福井記念は準決勝進出とG戦線でも変わらずの活躍をみせている。新山将史は8月奈良MNで優勝。ここも渡邉追走から勝機を狙う。
地元の坂口晃輔は、福井記念ではタテ脚を繰り出すほどの状態の良さを見せていた。近畿の稲毛健太や、伊藤信を足場に抜け出しを狙いたい。
7月玉野Vで勢いに乗る塚本大樹は同県の松岡辰泰とタッグを組んで上位進出を目指す。