大激戦も真鍋智が主軸
今期初戦7月向日町MN着で優勝と好スタートを切り、確定板を外さぬ安定感抜群の走りが目を引く真鍋智寛がシリーズをけん引する。特に直近のレースではS級を見据えてか、最終バックを取る積極策が以前よりも増えてきている。ここでは同県の上田学や、二條祐也を引き連れて積極策に出て優勝を勝ち取ろう。
機動型そろう九州勢も遜色はない。48歳となった今でも自力脚健在の八谷誠賢は、7月伊東MN着でVある実力者。追い込み型への転向も見据えている宮崎大空も降級した今期はタテ脚発揮の場面も多く、まだ優勝こそないもののV争いを演出している。梅崎隆介も1・2班での優勝はまだないものの今期すでに準V3回。いつ優勝をモノにしてもおかしくない。この九州勢が結束となれば脅威となりそうだ。
遠征勢も引けを取らない。S級でも100点近い競走得点をもっていた菊池竣太朗は、降級後も3場所連続で決勝進出中。南関連係で岡本英之を連れてV奪取を狙ってくる。また、原大智、安部達也らも侮れない勢力となろう。