梶原海と岡山勢のV争い激戦
そろった123期のなかでも6月福井のルーキーシリーズで優勝した梶原海斗が優勝候補の筆頭格だ。アマチュア時代にはアジア選手権でジュニア3冠や、インカレのスプリントで優勝と申し分ない実績をもって養成所入り。在所53位ながらもルーキーシリーズでその才能を開花させた。本格デビュー後は3場所目の8月武雄で完全V。ここは同県の吉田勇気や、降級組の秋山貴宏を連れて果敢に積極策に持ち込んで優勝を手にしよう。その吉田も当所は好相性走路で、1月と4月に121期のルーキー相手に連続Vを決めているだけに梶原の番手を回れるようであれば注目したい。
保田浩輔、山根慶太の岡山コンビは、倉吉西高時代からの同級生。ともに8月に初優勝を飾っている。更に保田は在所6位でゴールデンキャップ獲得した逸材。初優勝の8月佐世保MNは準決勝、決勝で梶原に先着してのVであり、再度梶原相手にV奪取を狙う。山根も記録会では連続でA評価を獲得し、在所45位ながらも競走訓練では先行勝負にこだわっていた。本デビュー後も最終バックを取る積極策が目立っており、岡山コンビの結束で逆転も十分。
ルーキーからは望月嘉人、枝村弘樹も登場。3人と比べて多少見劣りはするものの梶原と岡山コンビが激しく争うようならばチャンスは出てきそうだ。