松井宏が快速発揮
非凡なスピードを活かした自力攻撃が冴え渡っている松井宏佑が本命。高松宮記念杯で決勝に乗ると、サマーナイトでも❸着と好走した。もちろんF1戦では別線を圧倒していて、今年は4Vを飾っている。オールスターでの落車が問題ないようなら、好スパートを決めて押し切ろう。同県の福田知也は、長欠明け一戦目の9月豊橋記念が追走までといった感じだったので、差し脚にはまだ不安が残る。対照的に最近の山賀雅仁は力強い走りを披露していて、直近4カ月の連対率は4割に迫る勢いだ。
吉澤純平、黒沢征治の関東勢も好勝負が見込める。黒沢は6月向日町G3で決勝3着、8月和歌山G3を1着、9月豊橋記念2着など、Gレースでも存在感を示している。直近4ケ月の連がらみの決まり手は約8割がまくりだが、松井を駆けさせては厳しくなるので、積極的に攻めることも考えられる。高松宮記念杯の東一次予選1で、眞杉匠の逃げを差している吉澤が展開有利に抜け出す場面もありそうだ。
北日本勢は渡部幸訓、内藤宣彦、佐藤友和と実力者がそろうも先行型が手薄。まくりの機動力がある佐藤が先頭で戦うか。好位確保に成功なら浮上も。
岡崎智哉、神田紘輔の大阪コンビも展開がもつれるようだと怖い。