佐々木祐が地元Vに邁進
第123期生が5名あっせんされているが、本格デビュー後の成績が最もいいのは佐々木祐太だ。8月平塚2❷着、同月函館MN1➍着、9月奈良MNでは初Vを達成した。このメンバーなら機動力は一番なので、好スパートして地元Vをゲットするとみた。
7月はスタートダッシュに失敗した依田翔大だが、フレームを換えて動きが一変。8月は当所1❸着、月末の函館MN1❼着と連勝で優参を決めた。最近も10月静岡MN2❷着と好成績で、タイミングよく仕掛けて主導権を握れれば好勝負に持ち込める。
学生選手権のタンデムスプリントで優勝した実績がある山元大夢も差はない。7月~8月は6場所走って準決で3勝をあげたものの、決勝も3回外していて、やや安定感に欠ける成績だ。うまく流れに乗って機動力を発揮できれば怖い存在となろう。
ルーキーシリーズでは準Vもあった竹澤雅也だが、本格デビュー後は予選で確定板を外す場所もあり、成績には波がある。本領発揮なら侮れない。タッグを組む奥出健士郎はここに来て調子を上げている。8月弥彦でVをゲットすると、その後も8月福井125着、同月富山112着、9月奈良125着など連対ラッシュ。竹澤が先手を奪えば首位望める。