吉田晏のパワーを信頼
チャレンジ・ガールズのミッドナイト開催。チャレンジ戦は4名があっせんされている123期勢を軸にV争いは繰り広げられる。力的に抜けた存在は不在な中、本命には吉田晏生を推す。本デビューからここまで2回の優勝を飾っており、順調な選手生活スタートを切った。191㎝の長身から繰り出すパワー先行は迫力満点。短走路のシリーズだし、マーク堅実な地元の堀勝政とのライン決着に導くべく積極的に主導権を握って別線の反撃を完封する。
菊地圭はまだ優勝がないが、石田典ら強い同期がそろった9月静岡で逃げて準Vが光る。本人も自信を持つダッシュ力は非凡だし、しっかりレースを組み立てていければ逆転は十分。
10月松阪1❸着など着実に成果を積み上げていっている村上翔馬からも狙える。地脚タイプで長い距離を踏むのは得意。ここは年若い中嶋樹もいて前後は流動的だが、両者で組むラインは魅力的で、先行でも番手戦でも初Vのチャンスだろう。
7月の開催で連続準Vなど本格デビューして非凡なところを発揮していた池邉聖だったが、8月富山で落車してから実戦に姿を見せていない。ここが復帰戦になるにしても評価は下げざるを得ない。仮に自分で戦うことになっても渡邉直弥はV候補に挙げられる。チャレンジではさすがに格上なところを見せてコンスタントに決勝に乗っている。まくり一発には警戒。