好調続く清水裕が圧倒
4年守り抜いたSS班から陥落となった今年は闘志が復活。ダービーで惜敗の準優勝。その後はオールスター、共同通信社杯と決勝進出を果たした清水裕友が登場する。G戦線での活躍から考えると、好メンバー集まる今シリーズのなかでもその機動力は断然。今年の終盤に向け、ここで優勝を勝ち取って勢いを付けたい。清水とは同県で高校の後輩である久保田泰弘は今期1着を量産。京王閣G3では3連勝で勝ち上がりを決め、決勝戦では準Vと好成績を残している。岩津裕介も差し脚健在で、F1戦では決勝戦まで進出し確定板の常連。ここは山口勢と好連係を決める。
関東勢の中心は、雨谷一樹、神山拓弥のG戦線でも勝利を挙げている栃木コンビ。2班ながらも勝ち星が増えてきている河野通孝は、福井記念で優出。9月弥彦でも1着で準Vをとその気配は良さそうだ。中国勢にどこまで詰め寄れるかが見ものだ。
中部は柴崎淳、志智俊夫のタッグで挑む。名古屋記念で節間3勝を挙げた椎木尾拓哉も混戦を突いて上位進出を目指す。
有力機動型は不在だが、近藤保や大坪功一も当所の長走路で自慢の差し脚を披露となれば、波乱の目も出てくるだろう。