激戦必至も菅原大が中心
好メンバーが集まったが、今期優勝を量産している菅原大也がシリーズの中心となってくるだろう。今期はコンスタントに決勝進出を重ねて、その半分は優勝と力の違いを見せつけている。自力はもちろんだが、番手戦でもしっかりチャンスをモノにできている。ここは南関で栗田万生との連係も望めそうでV候補の筆頭格に躍り出る。
前期S級で103点と高い競走得点を誇っていた鈴木輝大は今期3Vと菅原に匹敵する実力の持ち主だ。今期初戦の7月玉野で落車した堀政美だが、復帰戦の8月弥彦着で優勝。決勝戦は後方に置かれるも巧みなコース取りと鋭い差し脚で優勝を勝ち取っていた。
今期Vこそないものの神田龍は、準V2回の実績を持っており、決勝戦にしっかりコマを進めている。坂上樹大は、直前の10月和歌山で完全V。3日間伊藤稔を差し切ってのVで差し脚は好調だ。地元の松山桂輔もタテ脚兼備するが、まずはしっかり中部ラインを固める。
先行一本の競走スタイルを貫いて今期3度の優参を果たしている枠元一葵の逃走劇はここでも侮れないだろう。白上翔、玉手翔を連れて果敢に逃走劇に出ると波乱の目も出てきそうだ。