三谷竜が地元Vを決める
好メンバーがそろったことで激戦が予想されるが、シリーズの主役は地元の三谷竜生だ。今年は全日本選抜で決勝3着、そして共同通信社杯でも決勝戦までコマを進め、G戦線での活躍が目立っている。残りのG1戦線での活躍も期待できそうなだけに、地元戦でしっかり優勝して弾みをつけたい。何度も連係のある稲川翔とタッグで好勝負に持ち込もう。
三谷同様に共同通信社杯で決勝進出を果たした渡邉雄太は、4年ぶりのG2決勝進出で、番手を回った深谷知の優勝に大きく貢献する走りを披露。ここでも持ち味のスピードを生かした自力勝負で近畿コンビに迫る。渡邉とは東で武藤龍生、芦澤辰弘が連係となるか。武藤はオールスターで決勝3着。5走すべてで確定板入りと差し脚が切れる。芦澤も今期は白星を量産している。決め脚がかなり好調なだけに侮れないだろう。
今年2度のG3制覇を決めている浅井康太は、直前は松阪記念で優出。決勝戦こそ目標不在で苦しい戦いとなったものの、好展開をしっかりモノにできている。単騎となってもタテ攻撃で勝機をつかもう。
混戦を突ければ野田源一、小岩大介の九州コンビにもチャンスは出てくる。