伊藤颯がスピードで圧倒
競走得点で唯一110点を超える伊藤颯馬が優勝候補の筆頭格だ。共同通信社杯で落車に見舞われるも、熊本記念では3度の確定板入りで状態面での不安を払しょくする走りを見せていた。オールスターでは二次予選で勝利を収め、準決勝まで勝ち進んでいただけに、ここでは負けられないだろう。地元の山口敦也、金ヶ江勇気とともに優勝をつかみ取ろう。
そろった近畿勢も結束となればそん色ない。岡崎智哉、藤田勝也、中井俊亮と器用に立ち回れるタテ型がずらりと集まった。ここに小森貴大まで勝ち上がってくるようならば、戦力もかなり充実するだけに、好勝負に持ち込めそうだ。
今期の優出は7月玉野の1度のみも復調気配をみせているのは蕗澤鴻太郎。河村雅章との関東タッグで一発を狙っていきたい。
北は有力どころは坂本貴史の一人となりそうだが、8月宇都宮着。決勝戦では単騎ながらも豪快なまくりでVを決めているだけに侮れないだろう。