小松崎大が地元Vに一直線
ビッグレースでも機動力を発揮して存在感を示している小松崎大地が本命。8月以降は欠場が目立つものの、寛仁親王牌は準決1着でG1決勝に乗っている。続く10月京王閣記念も着と3勝していて調子にはまったく問題はない。好スパートを決めて地元Vをゲットしよう。大ベテランの内藤宣彦が小松崎を盛り立てる。今期は7月小田原、8月青森で優勝すると、9月豊橋記念は1着と2勝をあげていて、差し脚の切れは年齢(52歳)まったく感じさせない。北日本ワンツーは十分。
直近4カ月の競走得点トップは佐々木悠葵。持ち味である機動力を活かした自在戦が冴え渡っていて、5月宇都宮記念、6月前橋記念はいずれも準V。9月立川記念1❷着など、優勝には手が届いていないものの、記念開催で連対ラッシュだ。ただ、共同通信社杯、寬仁親王牌と立て続けて落車。体調には一抹の不安も残る。影響がないようなら主役を演じる可能性は大いにあろう。鈴木竜士、武田豊樹らが佐々木と関東ラインを形成する。鈴木は9月立川記念では予選を2着で準決にコマを進めると、同月京王閣は準V。徐々に伸びが甦ってきた。チャンスが巡ってくればものにできる状態にある。
練習仲間で息が合う村上博幸、山田久徳の京都コンビも好勝負が見込める。両者は連係実績が豊富で、8月岸和田の初日特選、9月向日町G3の初日特選でワンツーを決めている。山田の自在戦が奏功なら、ここも両者で連独占の場面がありそうだ。
仕掛けがツボにはまった時の自力攻撃には破壊力がある根田空史にも注意したい。