スピード上位の梶原海
今シリーズの主役となるのは梶原海斗だ。本格デビュー後は優勝こそ2回に留まるものの、ここまですべてで決勝進出。準Vは4回とその実力は申し分ないものを持っている。学生時代にはスプリントで活躍し、HPD教場にも選ばれた抜群のダッシュ力を生かし、優勝を勝ちとろう。4連続優出し、連対の多さが際立っている龍門慎太郎は、中四国でジカの目標不在となるだけに西連係で梶原後位が空くようなら連係も。
立花昌也も梶原との実力差はほとんどない。デビューから予選、準決では連対を外すことなく優出を続けてきたが、決勝では着外が多かった。しかしながら10月西武園で初優勝を飾り、ここまで準V2回、決勝3着1回と決勝でも確定板入りが増えており、逆転は十分に可能だ。
決まり手2ケタの差し脚で今期2V、準V4回、決勝3着3回と決勝戦で安定した成績を残している泉谷直哉と、11月奈良MNで優勝を手にし7連続優出中、自在戦を基本に何でもできる藤縄洋介の兵庫コンビは侮れない。ルーキー同士でモツれるようならば混戦を断つ一撃を披露することも。