出口謙の地元Vに期待
好メンバーがそろっているが、地元の出口謙一郎に期待する。本格デビュー初戦は当所で完全優勝の好スタートを切った。これまでに3度の優勝、準Vと決勝3着が2回ずつと好成績にまとめている。しかしながら9月和歌山でゴール後に落車。1カ月以上の欠場があったが、状態が万全であれば有力な優勝候補に名乗りを上げるだろう。
すでに特班している可能性もあるが、出場ならば橋本宇宙を本命視する手か。デビューからは決勝を外しておらず、白星を量産。初優勝は10月松阪と後れを取ったものの、続く11月青森でも完全優勝を果たしている。九州勢からは同じくルーキーの堀川敬太郎も参戦する。これまでの優勝は1度のみであるが、学生時代に培った地脚は一級品。持ち味の機動力を生かし優勝を狙いたい。
小榑佑弥は今期の序盤は決勝進出を逃していたが、10月別府での優勝をはじめ、コンスタントに優出し、確定板入りする活躍をみせている。機動力は上位の新人にも見劣りしない。
まくりを兼備し、自在戦で応戦している奥出健士郎は、10月青森、11月平塚で連続して優勝を決めている。足場不在でも総力戦で虎視眈々と優勝を狙ってくるだろう。