オールスター覇者の眞杉匠が軸
今シリーズの主役はオールスター覇者の眞杉匠だ。寬仁親王牌では、直前に状態面での不安が出て着。連対は初日の2着のみとなったが、しっかりとローズカップに勝ち上がり準決勝までコマを進めた。競走得点でも他を大きくリードするだけに、F1戦となれば負けられないだろう。杉森輝大、芦澤大輔の茨城コンビは眞杉に必死に食い下がりたい。
大森慶一、山崎芳仁の北の88期コンビも侮れない。大森は7月平塚着で20年11月以来の優勝を飾ると、その後も松戸記念準V、小田原G3決勝3着と好成績を収めており、差し脚は好調。山崎もF1戦では今年3Vの実績があるだけにここもV奪取は可能だ。
寬仁親王牌で一次予選を2着に逃げ粘った根田空史はダッシュを生かした先行勝負が持ち味で、小原太樹、佐々木龍の神奈川両者が援軍にまずは主導権奪取に専念する。
仕事確かな三谷将太は、稲毛健太に前を任せて上位進出を狙ってくるだろう。