実績上位の西岡正が中心
近畿勢がシリーズの主役となってきそうだ。長らくS級で活躍した西岡正一は、今期優勝は1度に留まるも、コンスタントに決勝までコマを進めて決勝での確定板入りも多い。今期は7月青森で完全優勝と好スタートを切り、準Vも2回ある北川大五郎や、10月向日町を連勝で勝ち上がり決勝戦では気迫の先行勝負で小谷実の優勝に大きく貢献した丹波孝佑の大阪コンビの躍動が西岡がV争いに加わるカギとなってくるだろう。
バック回数2ケタを超え、先行力に定評のある林敬宏は、実力者の坂上忠克を連れて果敢に逃走劇に出れば地元Vのチャンスも出てくる。
10月大宮、11月静岡でVを飾った女屋文伸は、決勝進出も多く大崩れが少ないのが魅力。小林申太や、北の積極型である堀航輝の後位を回れるようであれば持ち前の鋭脚を発揮して来そうで侮れない。
10月静岡MN、同月富山と連続準Vの田頭寛之もここに来て調子を上げている。櫻井丈も少しずつ競走得点を上げてきて、決勝戦でも確定板に乗ることも出てきている。この南関コンビの一発には警戒したい。