泉谷元が軸も混戦模様
ルーキー相手にそん色ない力勝負をみせている泉谷元樹が中心となってくる。これまで決勝戦では123期に力負けを喫することが多かったが、10月武雄では2着で優勝を飾った。決勝は番手戦ながらも枝村弘樹、徳永泰粋を封じての優勝で、コンスタントに決勝までコマを進めていることもあり、V候補の筆頭格となってくるだろう。
その枝村、徳永も参戦。枝村は9月当所MNで特班の掛かっていた内山慧を相手に先まくりを打ち初Vを飾ると、同月高松では完全Vで2連続の優勝を決めていた。地脚がウリで学生時代には中距離種目で活躍。当所連続Vも十分に可能だ。徳永はまだ優勝こそないものの、持ち味の先行勝負で徐々に力を付けてきている。10月小松島MN準Vは、単騎ながらも果敢に仕掛けたことが功を奏した。
村上翔馬、日浦崇道の近畿コンビにもチャンスはありそうだ。デビュー後は積極策が目立つ村上は自慢の地脚を武器に逃走劇を図る。日浦も今期優勝こそないものの、準Vが2回。タテ攻撃でルーキー相手に台頭をみせており、村上の後位を回れるようならば逆転も十分だ。