瀬戸晋が地元で貫録示す
今シリーズの主役は地元の瀬戸晋作だ。今期は9月平着で優勝。優勝こそ1度のみだが、安定した成績を残している。すっかりバック回数も減ってはいるものの、自在性がかなり増してきた印象で、まくりを中心に連対を重ねている。地元戦は2月、6月でS級戦でも優出しており、8月にも準Vと好成績を残している。ここは前回りでの競走が多くなりそうではあるが、総合力で優勝を勝ち取ろう。紫原政文は瀬戸を目標に好勝負へと持ち込むだろう。
先行基本に白星を積み重ねている菅野航基も今期2V。しかも決勝は外しておらず、実力は申し分ない。原田泰志、山崎悟の関東勢は菅野との連係が叶えば逆転も十分可能だろう。
渋谷海、吉川嘉斗、佐竹和也の四国勢も侮れない。渋谷は10月前橋で落車と状態面では不安が残るも、万全ならば徳島コンビを連れてロングスパートも。
金田涼馬は優勝こそないものの、決勝での確定板入りがかなり増えてきており、一発はありそうだ。成清謙二郎も金田に食らいつきたい。