快進撃続けた鈴木輝
1月からS級1班に昇格する鈴木輝大が23年最終戦をきっちり締める。練習の成果で脚力を上げての降級だっただけにA級ではモノが違った。S級への特進が懸かった12月小倉MNでは❶着に終わったが、今期6V目となる3連続Vは逃さなかった。ここも仕掛けるタイミングが来たら豪快スパートで敵を粉砕する。渡辺航平や安部達也と埼京で上位独占が有力。
来期もA級ながら加賀山淳も格上の存在だ。優勝が1回しかなかったのは意外だったが、成績はまとめていて問題はない。大木雅也を連れての一撃を決めて新年にいい形で繋げたい。ただ、深瀬泰我が決勝に乗ってくれば南関勢は出方が変わってきそう。
木村佑来もS級復帰を前に実力者2人を倒して手応えをつかみたいだろう。徹底先行で鳴らしていて、ここも先手奪取は必至。まくり得意な鈴木、加賀山相手にペース駆けに持ち込んで押し切りを目指す。