接戦も実績上位の小埜正
競走得点95点台と大きくリードする小埜正義が登場する。今期はここまで6Vの実績。しかも、決勝進出を全く外しておらず、高い入着率を誇る。まくり兼備のタテ脚を生かしてここでも優勝を手にしたい。関根健太郎は近況では優出を外しているものの、地元戦となれば持ち味の機動力を発揮しての上位進出は必至か。
層の厚さならば関東勢が優勢だ。来期からは初のS級昇級となる小池千啓を筆頭に、直前の12月京王閣MNで1・2班戦での初Vを達成した長谷川飛向、自力自在に何でもできるタイプの城幸弘、水森湧太、更にはベテラン勢からも金子周一郎、須藤直道と得点上位者が数多くそろっている。関東同士で別線となることもありそうではあるが、決勝戦まで勝ち上がるようならば結束力高めてV奪取に燃える。
長らくS級の舞台で活躍し、前期には通算500勝を達成した岡部芳幸は、近況は白星こそ少ないものの、高い3連対率を誇っておりここでも侮れない存在となる。上遠野拓馬は、持ち味のダッシュ力が強烈でカマシ、まくりで力を発揮している。今期は優勝と準Vが1度ずつあり、コンスタントに優出を果たしており、別線自力型との力差はそこまでない。展開次第では北勢の一発も十分に考えられそうだ。