吉田昌が貫禄を示す
機動力優る吉田昌司がV争いの中心。降級の今期は格の違いを示しており、すべての開催で決勝に乗って3V、準V、決勝3着が2回ととにかく安定感が高い。ここも迷わず先手を握って勝負し、同県の松田優一、大矢将大らとラインで決める。関東では治田知也、稲村成浩の上越勢には注意。準Vが最高でまだVがない治田だが、徐々にレースにも慣れてきており、大駆けの魅力を秘める。
栗田万生に、地元の松坂英司、稲葉一真の南関勢が、強力関東勢に立ち向かう。キーマンとなる栗田は7月静岡で原田亮のカマシに乗ってV奪取。その後も波のある戦績ながら、持ち前の先行力をフルに発揮して存在感を発揮している。乗る松坂、稲葉も仕事は確かなので、栗田が好機に主導権を奪えれば波乱を呼ぶ。
原大智、岡部芳幸の北勢も、原に11月平MNでの落車の影響がなければ一発ありそう。