新人4人が中心も大接戦
オールチャレンジの7レース制ミッドナイト。期末なので大幅にメンバーは入れ替わりそうだが、新人はそろって出場してきていつも通り激しいV争いが繰り広げられよう。小柳智徳、望月湧世、吉田晏生、児玉虎之介の123期の上位4人は全く優劣が付け難く人気も割れそうだが、望月を本命に推したい。本格デビューしてから4Vの数字は吉田と並びトップだし、何よりレース内容に対する評価が高い。迷うことなく早いタイミングで繰り出す迫力満点の自力攻撃がハマればライバル達を蹴散らせるだろう。
123期以外から泉谷元樹が優参してくるのは必至で、ラインの競走ができそうな地元の児玉を重視してもいい。デビューが遅れたこともあってまだ優勝はないが、非凡なスプリンター脚質。やや末の粘りに課題があるのでラインの援軍がいるのはプラス材料だ。ただ、泉谷は本来は1・2班戦でもV争いをしているような機動型でチャレンジでは全く格が違う。10月武雄の決勝では児玉に乗った泉谷が優勝していて、実は泉谷が本命には最も相応しいのかも。
優勝回数は2回ながらデビュー後のスタートダッシュに成功して、ここの前のレインボーカップ出場を決めているのが小柳だ。ここ出走なら、レースを見過ぎてしまわず、ダッシュを生かして一気に飛び出して行けるかだろう。
吉田のスケールの大きい競走も魅力たっぷり。前記の通り優勝はここまで4回。レースを覚えてきて勢いも感じるので、後続のモツれを誘えれば押し切りは十分だ。