大混戦も新鋭青木瑞に期待
各地区の力が拮抗しており、混戦ムードが漂うが、123期のルーキー青木瑞樹を推す。本格デビューから9連勝でチャレンジを卒業した青木は、昇班後もコンスタントに優出を重ねており、11月小倉MNで1・2班初Vを完全優勝で飾っている。ここは前期まで5年間S級を張り、10月別府完全Vを決めた吉永好宏や、自力だけでなく番手戦も器用にこなしている地元の渋谷海を含めて勝ち上がりメンバー次第で中四国勢一丸となれば、ここでもチャンスは十分にやってくるだろう。
10月福井で優勝を飾り、準Vも3回と決勝で好勝負をみせている伊原克彦にも期待が持てる。先行一本の競走でメキメキと力を付けて決勝進出が増えている同県の枠元一葵を目標にできれば、抜け出してのV奪取を考えたい。
バック回数2ケタを超え、先行基本の競走スタイルを全く崩していない林敬宏が中部勢の軸となる。林には鈴木幸紀、福田真平の追い込み両者がしっかりと続けばラインでの上位独占も。
強烈なまくり一撃を持つ本郷雄三は、モツれるようならば得意の一発を披露も。中園和剛との九州決着も考えたい。