実績上位の堀川敬が中心
競走得点で大きくリードするのはルーキーの堀川敬太郎だ。ここまで優勝は1度のみであるが、自転車競技で培った地脚を生かして、決勝戦まで安定してコマを進めている。特に直近では決勝でも確定板入りが続いているだけに、力は一枚抜けていそうだ。堀川と同県の吉田勇気は11月前橋、同月取手と連続優出。得意のまくり一撃でルーキー相手でも存在感を示している。この福岡コンビが優勝候補の筆頭格となってくるだろう。
宮道良輔が11月小倉MNで単騎戦ながらも好位置を立ち回って準V、そして同月四日市MNでは同期の児玉虎、村上翔を封じての逃げ切り初Vと波に乗ってきた。地元地区の当所は8月に予選白星スタートを切っている。同県木村勉の好アシストを得て、連続優勝といきたいところ。
ムラ脚ではあるものの、望月嘉人はデビュー以降今期4度の優出。そのうち3度は連勝で決勝までコマを進めている。長走路の当所でも持ち味の先行力を発揮できれば、初V奪取のチャンスは十分にありそうだ。高い入着率を誇る安藤宜明は、近況は決勝進出から遠のいているものの、今期の予選はすべてで確定板入り。望月との連係が望めれば、南関ワンツーも可能だ。
9月静岡で優出し、同月小松島MNでは準Vの須永勝太は、近況は予選連対が続いている。ルーキー同士でモツれるようならば、その一発には警戒したい。