岡山勢がV争いをリード
米嶋恵介、滝本泰行、岩本純とそろった岡山ラインが優勢だ。本命の滝本は追加を受けての出走で前走から中3日と日程はタイトだが、急な追加ではないので問題ないだろう。今期は失格点が余りに痛いものの、好目標があるだけにしっかり勝ち切るしかない。米嶋も11月玉野MNでは待望の1・2班戦初Vを達成と乗っている。二分戦だった玉野の決勝は狙い澄ましての2コーナーまくりでグングン加速していって前団をひと飲み。落ち着いて好機にスパートすれば岡山勢で上位独占に導けるだろう。
瀬戸晋作はまくりが主戦法だが、9月平では中村隆生の番手に飛び付いて差し切りV。ここも前々自力自在なレースで一発を狙う。前期S級での活躍を思えば十分Vを狙えるメンバー。援軍手薄でも意地を見せてくれよう。
今期は初のS級点ゲットをほぼ確実なものにしている高橋成英が単調なレースを許さない。40歳を超えてキャリアハイと言っていい活躍ぶりで、8月小田原での完全Vをはじめ本当によく動けている。松崎貴久とのベテランタッグで沸かせる。
岡山勢とは別で戦う四国勢も見逃せない。先導役の小川祐司、上田学の地元コンビに、近藤誠二と経験豊富な選手ばかり。地の利も生かしてしっかり出番を作っていこう。