力を付けた疋田力
援軍は手薄ながら、競走得点最上位の疋田力也を本命に推す。今年の優勝は5月函館MN、9月高知の2回だけも、直前の12月松阪でも、谷口力を強引にねじ伏せて圧勝した準決、中部別線だった真鍋顕、棚瀬義の主導権争いを単騎でまくって2着の決勝と文句なしの強さだった。ここも好機にスパートVに期待。また、徹底先行で鳴らす溝口葵も中部の核弾頭として注目したい。
堀僚介、木村直隆の近畿勢を狙ってもいい。怪我から復帰2戦目だった12月奈良での堀は十八番のまくりが冴えて連勝で決勝に進出していた。流れに乗っての一撃が決まる可能性は十分。
今岡徹二、大瀬戸潤一郎の広島コンビはどう出るか。今岡は動く場面が減っているが、ラインの先頭で先行を含めて自力自在に戦うのか、どこかに目標を絞るか。V争いの行方も大きく左右しそう。
地元ホームの島村匠も自在性を高めて成績をまとめている印象。勝負所の位置取りが鍵となる。