坂上樹の抜け出しから
直前の12月岸和田MNで通算500勝を達成した坂上樹大が競走得点最上位だ。長らくS級で活躍していた坂上は今期4Vと優勝を量産しており、3連対率もかなり高い。また来期にはS級返り咲きを決めており、実力は申し分ない。中部は犬塚貴之、長屋秀明、佐藤亙と競走得点上位者がそろい、愛知勢とは別競走も考えられるが、好位から抜け出しを決める。
横内裕人の機動力が対抗格で、器用な立ち回りが増えてはいるものの、7月高松MNで完全V、9月静岡では初日と最終日に先行しての2着で準Vがある。自力型が少ないだけに横内は有利に立ち回れそうで、V奪取のチャンスはありそうだ。欠場明けの柳谷崇が横内の援護役となるか。
宮崎大空はすっかり追い込み勝負が板についてきたものの、まくり兼備のクレバーな走りで一発を狙ってくる。西田大志もまずは宮崎目標からの走りとなりそうだ。