甲越コンビに期待も接戦
19日からの開催はオールチャレンジのモーニング7。ラインの競走ができそうな依田翔大、小榑佑弥の甲越コンビがV争いをリードする。本命の依田は11月前橋でデビュー2V目を3連勝で達成。決勝は佐々木祐、坪内恒、そして今回も顔が合う徳永泰粋との同期対決を豪快なまくりで制した。やや仕掛けが遅い面はあるが、ロードで活躍してきた地脚は強靭で踏み出してしまえば止まらない。依田がまくりでも小榑なら逆転可能。直前の開催で初日に当日欠場していて体調に不安は残るが、問題なければ本命に推していいほど。機動力は1期後輩の新人に負けていないし、12月京王閣MNの決勝は失格になったとはいえ石田典のカマシを差して1着入線していた。
それぞれ別の競走になるだろうが、櫻木雄太、徳永泰粋の九州勢の方を狙ってもいい。櫻木も11月前橋で3連勝して初Vを達成と波に乗ってきた。レースにも慣れてきて好機にスパートなれば押し切りは十分。徳永は未だ優勝ゼロと詰めの甘さはあるものの、ここまで準Vは2回あり、火島裕の逃げを豪快にまくった11月小松島MNは初V間近を感じさせた。脚力拮抗でチャンスのシリーズだけに年内Vを是が非でも達成したい。
デビューしてから準決が壁の苦しい時期を過ごした岡本翔だが、11月川崎で待望の初V。自信がついてくれば怖いものはない。四国にはチャレンジでも積極果敢なレースを貫く田村裕也もいるが、前回りで同期対決に加わっていこう。