機動力上位の佐藤壮
シリーズの主役となるのは佐藤壮志だ。レインボーカップでは5着で特別昇班を逃したものの、本格デビュー後は決勝戦での着外は1度のみと抜群の3連対率を誇っている。またルーキーシリーズプラスでも優勝しており、実績では最上位。持ち味の機動力の高さを生かして優勝を勝ち取ろう。
ダッシュ力強烈な鳥海創はこれまで優勝は1度のみであるが、すでに特班した浮島知を相手に先まくりで完封しての優勝で価値のあるものであった。またその後もコンスタントに優出を果たしており、バック回数は2ケタと積極性では佐藤を上回る。南関勢では同じ123期で12月平塚で初優勝を決めた神尾敬冬もいる。前期は10月静岡で1・2班戦で決勝3着がある望月紀男が両ルーキーを好操縦したい。結束となればV奪取も十分にありそうだ。
デビュー以来苦戦が続いていた岡本翔だが、11月奈良MNで初優出すると、同月川崎で単騎ながらも初優勝。12月別府でも決勝進出と近況では決勝の常連になりつつある。上位陣との力差があることは否めないが、モツれるようならば一発も。