片折亮率いる関東勢が強力
片折亮太率いる関東勢がV争いをリードしていく。自力自在に器用に立ち回り、先行力もある片折なら前でも後ろでも与えられた場所で最良のパフォーマンスを発揮できる。10月に特別昇班を果たし、12月平で完全Vを決めたルーキーの浮島知稀が関東ラインの先導役。前期は初のS級戦でコンスタントに確定板入りを決めていた桑名僚也、10月宇都宮で地元優勝した高塩讓次も近況の成績は昇り調子と片折には前後の援軍がそろっている。
近畿勢ではバック回数2ケタ超える積極策で昨年1年間S級で戦ってきた佐山寛明と、鋭い差し脚を持つ徳丸泰教の両者が関東勢に挑む。
9月愛知から神奈川に拠点を移した猪俣康一はS級経験も長かった実力者。パッとしない近況だが、気配一変の余地はありそう。決勝常連の藤田大輔との南関コンビで一発を狙う。
地元の谷田泰平、ベテランマーカーの伊藤健詞の中部勢も好目標を得ればチャンスが出てくる。