V最有力に藤田周
昨年S級で戦って力をつけてきた藤田周磨を主軸に置きたい。近況の成績も上向きの傾向の中での降級で、24年一発目の宇都宮では地元高塩讓を連れて、果敢に逃げ両者で決勝進出を果たしている。機動力では上回る藤田ならV最有力だ。
中部勢も侮れない。S降りの吉川起也は持ち味の自在性で、一発ハマればVもありそうだ。本来なら中部の先導役となる松岡晋乃介は後期S級で苦戦し、10月和歌山のゴール後落車により欠場が続いている。万全の状態で復帰なら別線完封は十分な実力者だが果たして。佐藤亙も両者に続き上位進出を目指す。
伊藤成紀と藤木裕の近畿勢も別線に引けを取らない。伊藤は23年後期優勝を量産していて好調ムード。伊藤も藤木も最近は番手のレースが多いが、自らも動けるので好位置を譲らない組み立てから強襲を図る。
南関の先陣を切るのは深瀬泰我だ。同県鈴木良太を連れて攻めの競走で一発を狙う。山田和巧、山田幸司も静岡勢との連係からチャンスを窺う。