大激戦も郡司浩が主軸
4年に渡りSS班を務めた郡司浩平が断然の優勝候補だ。昨年はダービー、オールスターと大舞台での落車が響いて5年連続でのグランプリ出場はならなかったものの、4度のG3制覇を成し遂げており、F1戦では力は一枚も二枚も上だ。積極型でF1戦ならばV争いの一角を担う大石剣士や、競輪祭でG1初優出を果たした簗田一輝の静岡コンビと結束して新年初Vを勝ち取ろう。
迎え撃つのは地元の南修二だ。競走得点でも郡司との差はほとんどなく、共同通信社杯で久々のビッグ優出を決めると、寬仁親王牌、競輪祭とG1戦線でも連続決勝進出と勢いがある。F1戦ならば前期には2度のV実績がある。近畿勢の援軍は手薄ではあるものの、まくり兼備のタテ勝負をみせることも。
荒井崇博は直前の佐世保記念で完全優勝を成し遂げた。昨年は故郷の長崎に移籍して、G1戦線では苦戦が続いたが、タテ脚は健在。移籍後の地元記念優勝を機にここから今年の好スタートを切る。小川真太郎も佐世保記念では単騎ながらも決勝3着。まくりのキレ味は戻りつつある。
雨谷一樹、神山拓弥の栃木コンビや、北で単騎戦となりそうな菅田壱道も混戦を突いての一発を狙いたい。