ハッスルみせる渡邉豪
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渡邉豪大
自力自在に厳しく何でもやっていくのがトレードマークの渡邉豪大で負けられないシリーズだ。そのレーススタイルゆえに失格点がどうしても付きまとってまたもA級となったが、23年後期S級では9月松阪記念で準決進出、F1戦で2度の優参があり、コンスタントに連対していた。また、23年前期のA級では5回優勝していただけに、気合が入り過ぎて空回りしない限りいける。高木和仁が続いて福岡ワンツーが有力。
95年後期から30年近くS級で走り、ビッグレースでも数々の実績を残してきたのが室井竜二。大重鎮を背負う塩崎隼秀も自ずと力が入ろう。近況ムラな塩崎だが、前期も2回優勝があった。タイミング良く仕掛けて出られれば四国コンビの連浮上も。
高橋成英、竹田和幸の中部コンビも見逃せない。前期はV1、準V2回を含めて安定した成績を残した高橋は、初のS級点を確かなものとして意気が上がる。降級前の12月奈良621着の竹田和幸ともども優勝まで十分に狙っていけそう。