強敵を迎え撃つ北津留翼
G戦線で存在感を示している健脚がそろい熾烈なV争い。どこからでも狙えそうだが、本命には北津留翼を推した。ホームバンクの当所では素晴らしい実績を残していて、競輪祭は21、23年に決勝に乗っている。自分で戦っても優勝は十分に狙えるが、伊藤颯馬との連係が叶えば展開の利を得られる可能性が出てくるし、連係実績が豊富な園田匠が後ろを固めればラインも強固。園田は競輪祭の二次予選Bで北津留をマークし、逃げた北津留を差してワンツーを決めている。
今年はSS班を明け渡した守澤太志ながら、12月別府記念で優勝しているように力は落ちていない。北日本の自力型は手薄だが、別府記念の決勝で披露したようにまくりの機動力がある。守澤を中心視する手も十分。
昨年はG3で3Vを飾った浅井康太の単にも魅力を感じる。谷口遼平が優参なら前を任せるだろうが、目標不在となっても不安はない。6月大垣記念、11月四日市記念は前で戦って優勝をものにしている。
岩本俊介、青野将大の南関勢、坂井洋、小林泰正の関東勢も侮れない勢力だ。