快進撃が続く竹澤浩
竹澤浩司が主役を務める。A級に定着してしまった感があったが、昨年後期は大ブレーク。9月以降は驚異の7Vを飾っていて、目下、12月大垣MN、伊東MNを連続優勝中だ。ここというタイミングを逃さず仕掛けられているし、スピードの乗りも素晴らしい。ここは新年2戦目となるが、勝って勢いを持続させていく。失格点で降級となった谷田泰平も貫禄を示そう。年齢的にもA級だからと言って過信は禁物だが、22年後期のA級では優勝も獲っていたし、昨年のS級でもコンスタントに確定板入りしていた。勝機が巡れば逃さない。中部では復活ムードの下岡将也の動向も見逃せない。
魚屋周成を先導役に、野口大誠、中村健志で結束してきそうな九州勢にも注目したい。魚屋は誘導員早期追い抜きのペナルティーで2班まで落ちたが、A級なら機動力以上位の存在だ。本領発揮なら別線粉砕があっても不思議ない。12月別府記念で落車した影響が魚屋に残っていても、九州には利根正明がいるし、野口もまた自力自在戦で対抗できる。前期は2Vとまだまだ一発の魅力は健在だし、中村もA級では格上の追い込み型だ。
室井蓮太朗も強力中部勢に挑む。昨年3月に特班し、1・2班戦のVは2回だが、切れ味ある走りは魅力十分。好機にスパートなら富弥昭と中四国ワンツーも。
大ベテランの中澤央治もA級なら優勝争いに加わってきそう。現に昨年前期のA級では優勝も獲っていた。積極果敢な菱田浩二を好操縦できれば浮上してくるだろう。