大混戦も伊藤成を指名
正月の7レース制ミッドナイトは大混戦の様相。その中でもまくり一撃が強烈な伊藤成紀に注目したい。すっかりA級に定着してしまったが、23年は3度の優勝を果たし、機動力はまだまだ健在なところは示していた。一発が決まれば、必ずものにする走りは好期待。元S級の笹倉慎也も中近連係で伊藤とタッグが叶えば、連に絡む可能性は高い。
層の厚さで言えば愛媛勢だ。カマシ、まくりで白星量産している日野博幸を先導役に、差し脚切れる上田学、と野村典嗣が続くライン。日野が奮起すれば上位独占も十分だ。
売り出し中の新人・青木瑞樹にも注目したい。本格デビューから3場所でチャレンジを卒業した逸材で、昇班後も11月小倉MNで完全優勝をしている。
忘れてはならないのが約30年近くS級を走ってきた地元の重鎮阪本正和だ。今期は6年ぶりのA級戦を迎える。昨年は落車が続いたが、目標つかめばS級で培ってきた決め脚発揮の場面も。