不動の本命犬伏湧
犬伏湧也が率いる四国勢が断然の本線だ。犬伏はG3での優勝があり、G1でも決勝進出を果たしている。F1となれば9月高知と10月富山で完全Vを飾っているようにダッシュ強烈な機動力は言うまでもなく輪界トップクラス。敵を完封する逃げ切り勝ちが有力だろう。犬伏に続くのは同県の山形一気や、橋本強、田尾駿介。援軍もそろっているが、まずは犬伏に付け切れるかが焦点になる。
九州の主役は地元の井上昌己だ。記憶にも新しい12月の佐世保記念では例年通りしっかり仕上げて奮起し、3連勝で決勝に進出した。優勝こそ荒井崇に譲ったものの、同県ワンツーを果たしてる。ここは成績が上向きな機動型である林大悟の番手で勝負。犬伏より前でレースを進められそうで、連浮上の可能性は大きい。
差し脚光る河野通孝も、山田雄大、末木浩二といった関東の自力型が勝ち上ればチャンスもありそう。
北勢も佐藤和也と大槻寛徳の立ち回りには注目だ。