パワーあふれる松田昂
先行基本の競走で別線を圧倒している松田昂己が本命。在所成績は第57位ながら、積極的な競走をしていただけに、脚力は成績順位以上のものがある。昨年の後期は、ルーキーシリーズも含め4Vを飾っていて、連対率は約8割の好成績を残した。自慢のパワーを遺憾なく発揮して優勝をものにしよう。
関東では小榑佑弥もなかなかの機動力の持ち主だ。自力基本の競走ながら、メンバー構成次第では番手戦もこなしており、松田との連係が叶うようなら前を任せるか。今年は初戦の1月豊橋でVスタートを切ると、同月別府はオール連対の準V。好展開を活かし首位に躍り出ても不思議ではない。
勝負強さが光る神尾敬冬が関東勢の相手か。決勝を外す場所もあってまだ安定感に欠ける一方、12月平塚で同期対決を制して初優勝を飾ると、1月小田原では佐藤壮を沈黙させる先行策を披露してV。格上の佐野恭太が頼もしい援軍となるし、仕掛けのタイミングが適切ならあっさりのケースもある。
本格デビュー後は決勝に乗れない場所が続いていた岡本翔だが、11月川崎では2❶着とブレイク。初Vを飾って自信を付けたのか、その後は12月別府2➍着など、ようやく軌道に乗った感がある。
12月平塚MN1❷着など順調に来ている高橋明久、先行職人の増成富夫も侮れない。