総合力で金子哲を指名
機動型も豊富で総合力上位の関東勢がV争いの主軸とみた。その中でも金子哲大を本命に推したい。金子はS級で苦戦していたが、A級戦では決勝の常連で積極策が増えている。自らも動けるが、ここは123期の篠田幸希に前を任せてVに最も近い存在となりそう。ルーキーの篠田は23年9月に特別昇班をしていて、A級に上がってからも12月高知で完全優勝を果たした。積極的にレースを組み立てる篠田のレースになれば金子と吉田裕全での上位独占が有望だ。
岸田剛率いる中近勢も実力的には引けを取らない。今開催最も注目される機動型と評価したい岸田は徹底先行が売りで、後続をぶっちぎるスピードは別線を圧倒できるだろう。1月立川では1❶着で優勝を果たした。勢いに乗る岸田を三谷政史と西村豊がきっちりと追走しラインで上位独占も。
加賀山淳、田頭寛之、奥原亨の南関勢も侮れない。加賀山は長らくS級で戦ってきただけに、A級戦では成績をまとめている。田頭も近況はまずまず。加賀山と田頭の前後は流動的ながら、どちらが前でもチャンスは作れそう。奥原も千葉コンビ追走し鋭脚を発揮するか。
12月奈良で完全Vを飾った房州輝也も一撃を秘める。