復活を期す門田凌で断然
門田凌、小川圭二、藤原浩らの四国ラインが強力だ。失格2回でデビュー直後の17年後期以来のA級となった地元の門田。前期には3カ月の欠場を余儀なくされる大怪我もあったが、気持ちは折れていない。降級初戦の1月小倉MNは❷着で決勝こそ番手発進の菊池竣に及ばなかったが、初日特選、準決はスムーズな動きで連勝と今期は大暴れしそうな予感がある。ここも考えた自力戦で格の違いを示す。小川は長欠が続いて状態は未知数。いずれにしても門田を追走までだろう。
東勢も片折亮太に、山田幸司、岡本英之の南関勢が続く布陣で結束できれば対抗可能だ。片折はここのところS級とA級のエレベーター状態が続いているが、S級でも機動力は通用していただけに、A級でラインもしっかりすれば力を発揮できる。門田もそこまで積極的なタイプではないので、先行も視野に勝負していく。
野口大誠もまだまだまくりには威力がある。9月高松MNでは現S級の山本修を豪快にまくって優勝しており、緩むタイミングを逃さずいければ一発が決まるかも。