激戦も地元原井博から
若手機動型がそろい激戦ムードだが、地元の原井博斗を主役に推したい。23年後期のS級でも連に絡んでいて競走得点は最上位だし、1月玉野では❶着と今期は好スタートを切った。決勝は九州作戦で番手まくりに出た曽我圭を逆転。ここは先行意欲高い甲斐俊祐に乗ってラインで上位独占を決める。甲斐は11月松阪MNで完全優勝しており、地元が後ろに付く以上はそろった同型のライバル相手にもひるまず主導権取りに専念してこよう。
売り出し中の齋藤雄行と稲葉一真の南関勢もほとんど実力差はない。齋藤は11月向日町で2❶着、12月松戸は完全優勝しており1着を量産中だ。稲葉も11月地元伊東で優勝をしており、確かな仕事ぶりが光る。ここも稲葉が齋藤を上手くガードできれば南関コンビで連独占のチャンスも大いに出てくるだろう。
123期の棚瀬義大と北野良栄の中部勢もV奪取に燃える。棚瀬は8月特別昇班してからも、10月京王閣ルーキーシリーズプラスで1着を獲得。その後も1月岐阜で1・2班戦3度目目の完全Vを飾るなどコンスタントにヒットを飛ばしている。棚瀬と北野は12月向日町MNの準決勝で連係しており、その時は北野が差して1着を取っている。今回も棚瀬が奮起して北野とのワンツーも見込めそう。
和田禎嗣は関東の目標が手薄だが、自在に動ける脚もあるのでどう立ち回るか注目だ。
橋本凌汰と森本桂太郎は援軍が手薄になるが、タイミング良く駆けて一発を狙ってくる。