実績重視で小酒大から
7R制モーニングは混戦模様になりそうだが、競走得点上位の小酒大勇がⅤ最有力だ。S級降りの小酒は1月佐世保、高松MNと連続Vを達成。最近は番手のイメージがついたが、目標が不在なら自ら動いての自在戦で好機をものにするだろう。もちろん、田代匠が勝ち上がってくればさらに流れが向く。小酒の前で行きっぷりのいい先行力を発揮しライン上位独占に導く。
原大智と日当泰之の北勢も好勝負。原は決勝の常連で10月小松島では優勝を飾った。11月平でゴール後落車しており、その後の2場所は一息不足だったが、12月向日町では本来の調子が戻ってきたように見えた。日当は前でも戦う選手だが、原と一緒なら番手で器用に立ち回りラインワンツーを図る。
1月奈良で2❷着と新年好スタートした船瀬惇平も軽視は禁物。中四国結束で栗田貴徳と小川巧が船瀬を好援護して上位独占を目指す。
塚本瑠羽と鈴木良太の南関勢も黙ってはいない。塚本は踏み出しの切れは良くないが、加速力は抜群で、まくり一撃が怖い存在だ。ベテランマーカーの鈴木は塚本の後位でチャンスを窺がう。